電子マネーのリッチクライアント方式・シンクライアント方式

決済端末におけるFeliCa電子マネーの処理方式は大きく分けて2つあります。

リッチクライアント方式

カードに対しての処理をすべて端末で行います。シンクライアント方式と比べると決済速度は安定しており速いです。

取引データは端末側で蓄積され、一定間隔でセンターサーバーに送信します。また、電子マネーのブランドにもよりますが、利用ができないカードの情報(ネガデータ/ネガティブデータ)を一定間隔でセンターサーバーからダウンロードする必要があります。これらの処理中は決済ができません。

センターサーバーと常時通信をしているわけではないため、センターサーバーが一時的にオフラインになっても決済ができます。

シンクライアント方式/クラウド方式

近年増えてきている処理方式です。

端末には、FeliCaのリードライト機能、センターサーバー・POSなどとのインターフェースの機能しかありません。その他の決済に関わる機能はすべてセンターサーバーが担っており、決済処理のたびに端末とセンターサーバーがインターネットなどで通信を行います。

取引データの送信やネガデータのダウンロードが不要なため、センターサーバーとの通信が確立されていればいつでも決済ができます。

決済速度が通信回線の速度やセンターサーバーの処理能力に左右されます。回線が遅いと決済処理が遅くなり、センターサーバーとの接続が途絶すると決済自体できなくなります。

シンクライアント方式/クラウド方式を用いた例

参考

*1:クラウド型決済システムにおけるセンター事業の統合に関する合意について | JCB グローバルサイト https://www.global.jcb/ja/press/00000000162460.html