イオングループ共通POS (JT-R700CR イオン仕様)
最終更新:2022/5/31
クレジットIC対応前:(クレジットIC化前)イオングループ共通POS - 備忘録用
関連記事
- テナント用のMP端末 (イオン仕様 JT-R700CR)
イオングループSCの決済端末・売上伝票 - 備忘録用 - 共通POS以外 (イオン仕様 JT-R700CR)
パナソニック JT-R700CR・売上伝票 - 備忘録用 - JET-S仕様
CARDNET JET-S・売上伝票 - 備忘録用 - イオングループの決済まわり - 備忘録用
伝票画像
機器構成:各社POSターミナル (詳細後述) + パナソニック JT-R700CR イオン仕様
クレジット
食品2人制 M-8000
SMCC DP V Apple Pay CL・イオンクレジット・本確省略
イオン アコレ千葉C one
食品フルセルフ NCR FastLane Release 5
SMCC DP V Apple Pay CL・イオンクレジット・本確省略
モリシア津田沼店
食品セミセルフ (登録・会計)寺岡精工
SMCC DP V Apple Pay CL・イオンクレジット・本確省略
イオンスタイルユーカリが丘
非食品 TP7000
SMCC DP V Apple Pay CL・イオンクレジット・本確省略
イオン 成田
食品セミセルフ (登録)富士通・(会計)寺岡精工
V-POINT GPay CL・イオンクレジット・本確省略
モリシア津田沼店
食品セミセルフ (登録・会計)富士通
SMCC M Apple Pay CL・SMCC・本確省略
イオンリテール
SMCC発行カードのApple Payは、Mastercardの場合オンアスになりますがVisaの場合非加盟扱いになりイオンクレジットに仕向けられます。
非食品 M-8000
JCB W Apple Pay CL・JCB・サイン
イオンリテール
クレジットIC化当初、CLはVのみ取扱可能でしたが、2020年11月頃からM,J,Aでも利用可能となりました。
Apple Payで取引しましたが、CDCVMが機能しておらずサイン要求となりました。
食品2人制 M-8000
SMCC DP V CL・SMCC・本確省略
マックスバリュ関東 食品
クレジットIC化は多くの会社で2020年3月中旬~下旬となりましたが、この店舗では先行してIC化されていました。
コンタクトレスで取り扱いましたが、識別子がICとなっていました。現在はCLと表示されます。
POSクレ時代はポイントカードなどの登録の際、取引を呼び出してカードを通すだけで済みましたが、クレジットIC化後はカード読み込みキーを押してJT-R700CR側で読み取る操作に変更されました。
WAON POINTカード (イオンカード) を登録すると表示される「ID: xxxx」(この伝票では「ID: 1000」) ですが、この番号はカード番号6~9桁目の番号です (参考:https://twitter.com/ri25r/status/1260636348421005312)。ただし、IC化以降はPOSに返されるPANがトランケーションされているためか、イオンカードの場合正しく表示されなくなりました。
銀聯
食品フルセルフ NCR FastLane Release 5
SMCC銀聯 MS・不明・PIN/サイン
IONNARITA CHIBA
IC非対応であり、強制磁気扱いとなります。
以前はフルセルフレジでは銀聯が使用できませんでしたが、2021年3月頃から利用できるようになりました。フルセルフ・セミセルフともに銀聯使用時はサイン徴求のため係員呼び出しになります。
iD
食品2人制 TP7000
SMCC GPay iD
ダイエーいちかわコルトンプラザ/iD
この店舗では2人制は富士通、セミセルフは登録・会計ともに寺岡でした。
食品キャッシュレスフルセルフ TP7000
SMCC GPay iD
イオン 幕張/iD
QUICPay
食品2人制 M-8000
JCB-GPayQP
イオンリテール[食品]・マックスバリュ
ポイント併用・食品フルセルフ NCR FastLane Release 5
JCB GPay QP
ダイエーアプリのWAON POINTバーコードを読ませましたが、利用可能でした。
交通系IC
食品フルセルフ NCR FastLane Release 5
WAON
非食品 M-8000
コード決済
レジゴー精算機 富士通
AEON Pay
セルフUIでは「バーコード決済」キーから操作します。2021年10月現在対応しているコード決済はAEON Pay,ALIPAY,WeChat Payのみ (一部のイオンリテールではPayPayも) です。
イオンギフトカード
非食品 TP7000
成田
番外編
非食品 TP7000
ボンベルタ成田 営業
発行時のレシートです。
POSシステム
POSシステムはNCRのPOSシステムをベースに、イオングループ向けにカスタマイズしたものであると思われます。ベースのシステムはグループ各社で同一と思われますが、細部の仕様は異なります。
- フルセルフ・セミセルフのUI
- AEON Pay対応
- iAEON会員コード読み取り対応
AEON Payには対応しているが、iAEON会員コードによるWAON POINT利用には非対応の会社があります。 - 会社独自の会員システム実装 (スポーツオーソリティ)
ハードウェア構成
多様なハードウェアが導入されており、NCR・富士通・寺岡精工・東芝テック・NECのものが存在します。以下に挙げた機器構成は各社で多く導入されているものであり、これ以外の機器構成で導入されている場合もあると考えられます。
釣銭機の機種も店舗や会社により異なり、富士電機、グローリー、NECが導入されています。
食品売場以外・非食品売場
- 富士通 TeamPoS7000
- 東芝テック M-8000
- NEC TWINPOS 9500UI
スポーツオーソリティで導入されています。
食品売場 有人レジ
- 富士通 TeamPoS7000 2人制
ダイエーなどで見られる構成です。 - 東芝テック M-8000 2人制
オムロン製POSシステム (旧POSシステム) 時代に導入されたため物理キーがあります。現在のシステムはフルタッチパネルオペレーションとなっており物理キーは使用しないため、蓋がされている場合がほとんどです。 - NCR製POSターミナル 1人制
まいばすけっとで見られる構成です。
セミセルフレジ
- 富士通製登録機・会計機
イオンリテールで最近増えている構成で、2人制の東芝テック構成 (M-8000) から順次リプレイスされています。
参考:https://www.fujitsu.com/jp/group/frontech/solutions/industry/retail/pos/teampossp-m50/ - 寺岡精工製登録機・会計機
イオンリテール以外でよく見かける印象ですが、イオンリテールでも導入店舗が存在します。
参考:https://www.teraokaseiko.com/jp/products/PRD00329/ - 東芝テック製登録機
2人制時代のチェッカー機をセミセルフ登録機に流用したと思われます。会計機は寺岡精工である場合が多いです。2人制時代のキャッシャー機と思われるPOSターミナル (M-8000) も置かれており、こちらは制御用と思われます。
登録機と会計機でメーカーが異なる場合があります。JT-R700CRは基本的に登録機・会計機の双方に取り付けられていますが、登録機側にJT-R700CRがついていない場合もあります。
フルセルフレジ
- 富士通 TeamPoS7000
一部店舗でキャッシュレス専用セルフレジとして運用されています。 - NCR SelfServ 90
一部店舗でキャッシュレス専用セルフレジとして運用されています。
参考:https://www.ncr.co.jp/products/kiosk/ss90 - NCR FastLane SelfServ Checkout Release 6J
Release 5の後継機と思われます。
参考:https://www.ncr.co.jp/products/self/fl6j - NCR FastLane Release 5
IY・カインズ・ベイシアなど他社でもよく見かける機種です。
イオンリテールではセミセルフ化やレジゴー導入により順次撤去されています。
参考:https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20080515/301847/
参考:https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0805/15/news119.html