ゼンショーグループ共通POS・券売機 (Verifone P400)
最終更新:2022/1/14
POS
機器構成
各社POSターミナル + Verifone P400 + INSPIRY Smart Box C (2次元コードリーダー) + デンソーウェーブ AT20
POSシステムはヴィンクス製と思われます。POSターミナルの機種・メーカーは会社により異なり、東芝テック QT-11 (すき家、華屋与兵衛など)、東芝テック QT-20T (すき家)、NEC製POSターミナル (なか卯) が存在することを確認しています。
以前はパナソニック JT-R550CR (GCAN仕様 PFM-20) が設置されていました。ICクレジット対応によるVerifone P400への入れ替えと同時にSmart Boxも導入されました。
ポイントカード・コード決済・QR券などのコード読み取りはSmart Box・AT20のどちらでもできます。
すき家では東芝テック QT-11から順次QT-20Tに入替中です。SC店舗 (釣銭機なし) や都市部の狭小店舗を除き、釣銭機 (グローリー 300シリーズ) が客側に向けて設置されており、現金はセルフ扱いとなっています。
クレジット
(長いため1枚を分割)
SMCC DP V Apple Pay CL・SMCC・本確省略
すき家
ポイントの通信エラー時は付与はされますが利用ができません。またレシートに利用可能ポイントが表示されません。
全般的にPOSのレスポンスがあまりよろしくなく、特に共通ポイントや決済まわりのシステム (Verifone連動やコード決済) の動作が遅いです。
クレジット (銀聯)
2021年12月下旬ごろから利用可能になりました。銀聯キーはなく、クレジットキーから取り扱います。コンタクトレス、接触IC、磁気いずれも利用可能です。
SMCC銀聯 (接触IC) ではPINのみ、MUFG銀聯 (MS) ではPINとサインが必要でした。
SMCC銀聯では明細が「すき家/CUP」でした。V,Mと同じくSMCC仕向けで間違いないと思われます。
iD
SMCC GPay iD
すき家/iD
P400の電子マネーはTFPSシンカクラウドで処理されます。
QUICPay
JCB GPay QP
楽天Edy
楽天Edyはレギュレーション的には複数枚併用が最大5枚まで認められていますが、ゼンショーPOSでは複数枚併用ができず残高不足時の残金は現金のみとなります。
ポイント利用
dポイント
POSターミナルがQT-20Tに更新されていました。レシートプリンターの機種も東芝テック製からシチズン製 (OEM) のものに変更されています。
機器更新で動作速度が改善されるかと思いましたがそのようなことはなく、QT-11時代と変わらないレスポンスの悪さでした。
券売機
機器構成
グローリー VT-T20 + Verifone P400 + INSPIRY Smart Box C (2次元コードリーダー)
システムはグローリー標準のものではなく独自のものであり、ヴィンクス製と思われます。POSと内部的には同一のシステムと思われます。
VT-T20本体画面右側にVerifone P400とコードリーダーが取り付けられています。
主になか卯で導入されていますが、一部のすき家などでも導入されています。
なか卯の店内に設置されているPOSターミナルはNEC製です。
クレジット
SMCC DP V CL・SMCC・本確省略
なか卯
すき家などゼンショーグループPOSのレシートテンプレとほとんど同一です。
余談ですが、券売機モードを解除すると店内にあるPOSやすき家などのPOSと同一レイアウトの画面が表示されます。
クレジット (銀聯)
SMCC銀聯・SMCC・PIN
POSと仕様はほぼ同一です。
磁気の銀聯の場合、オーソリが下りた後に端末と券売機の画面双方にサイン要求の旨が表示されますが、サイン伝票は出力されませんでした。不具合と思われます。
iD
SMCC GPay iD
QUICPay
Kyash GPay QP