CCT (共同利用端末) の端末識別番号 (TID)

最終更新:2022/9/17

共同利用端末 (CCT) について:共同利用システムについて | 日本クレジットカード協会

CCT (共同利用端末) には端末ごとに以下の形式で固有の番号が振られています。

XXXXX - YYY - ZZZZZ
5桁 - 3桁 - 5桁 の13桁

この番号は売上伝票や端末本体に記載されています。

この番号は名称が統一されておらず、「端末識別番号」「端末番号」「TID」などと呼ばれます。

XXXXX

端末設置会社 (端末を設置・管理する会社) の流通決済事業者コードです。

端末設置会社は複数の決済事業者コードを取得している場合があり、同じ端末設置会社でも端末によってこのコードが異なることがあります。

主な例

参考

流通決済事業者コードとは

「決済処理に関連する事業者を識別するために必要な数字5桁の国内専用コード」です。詳細は下のリンク先に掲載されています。

https://www.dsri.jp/code/credit/

略称は「決済事業者コード」であり、「流開コード」と呼ばれることもあります。2020年9月までは「流開センター決済事業者コード」、2016年6月までは「クレジット企業コード」の名称でした。

流通決済事業者コードの用途

  1. JISⅡ型クレジットカードにおけるカード発行事業者の識別番号
  2. プリペイドカード、ポイントカード、ブランドデビットカード電子マネー等、クレジット以外のJISⅡ型識別カードにおけるカード発行事業者の識別番号
  3. CCTやPOS等のクレジット決済処理端末における端末識別番号
  4. クレジット決済ネットワーク上でのクレジットカード決済データの送受信者識別番号
  5. クレジット決済ネットワークを利用した口座振替サービスの利用事業者の識別番号

YYY

次のように付番されます。

  • JET-S:51x番台 (おおむね510)
  • INFOX / CAFIS Arch:56x番台 (おおむね560)
    CAFIS Archは56x番台のものとそうでないものの2通り存在します。
  • CREPiCO:58x番台
  • GCAN:61x番台
  • GMO-FG (COC-MT):62x番台

参考:
https://www2.uccard.co.jp/uc/kameiten/other/tel.html

CCTではギャザリング端末 *1 がほとんどですが、一部にオーソリ端末 *2 が存在します。オーソリ端末では番号がINFOX:561、JET-S:511のように3桁目が1になるようです。

ZZZZZ

各端末固有の番号です。

*1:オーソリと売上請求を同時に行う方式

*2:オーソリと売上請求をそれぞれ別の処理で行う方式