JR東日本グループSCの決済端末

最終更新:2022/6/17

ICクレジット対応以前の構成

(クレジットIC化前)JR東日本グループSCの決済端末・売上伝票 - 備忘録用

ICクレジット対応構成

操作端末が東芝テック富士通NECに分かれます。

  • 東芝テック
    アトレ・ルミネ・ニュウマン以外のSC
  • 富士通 TeamCATmini/V3
    アトレ
  • NEC SHOPCRAID
    ルミネ・ニュウマン

いずれの操作端末でも以下の機器が接続されています。

以下のページで、バーコード機能が利用可能と表記されているSCはICクレジット対応構成に更新されています。なお表記がされていないSCでもICクレジット対応構成に更新されている場合があります。
https://www.jrepoint.jp/point/append/jrepoint-card/

東芝テック (MP-10 または POSターミナル)

2019年11月のセレオでの導入を皮切りに順次導入が進んでおり、今後JR東SCでよく見かける構成になると思われます。2022年6月現在ではほとんどのSCで入替が完了しています。

操作機器は以下の4通りに分かれます。

  • POS持込テナント:MP-10のみ (MP-10単独運用)
    【P登録→決済】
    導入例:多数
  • 持込なしテナント①:東芝テック製POSターミナルのみ
    【P登録→決済】ShopWorks 7Gが導入されています。
    導入例:東京駅
  • 持込なしテナント②:POSターミナルとMP-10の両方 (POS連動構成)
    【決済→P登録】ShopWorks Proが導入されています。
    導入例:エキュート
  • 食品レジPrimeStore:MP-10 (POS連動構成)
    【決済→P登録】
    導入例:食品売場の共通レジ・集中レジ

磁気読み取りはJT-R600CR側ではなく操作端末側の磁気リーダーで行います。*1

参考:https://www.jreast.co.jp/press/2019/20191108_ho01.pdf

導入可能な決済サービス

MP-10単独運用

JRE CARDなどJREP機能付ビューカードクレジット取引時の操作

JREP機能付ビューカードのクレジット取引はテナントや係員により操作がまちまちであり、以下の3通りの操作方法があります。

  1. P登録でIC差込→クレジット
  2. P登録を省略→クレジットIC差込→クレ取引後のP登録確認ではいを押下
  3. P登録で磁気読取→クレジットでIC差込

カードの操作が1回で済むのは1.と2.です。いずれの操作方法でもポイントは正しく付与されます。

クレジット

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(長いため分割)
JRE CARD J・VIEW・PIN
ペリエ千葉 東急ハンズ
JRE CARD MS
ペリエ千葉 東急ハンズ

ご案内欄右下に表示されている「PE」はPIN入力をした取引であることを指しています。以下のとおり、本人確認方法ごとに記号が表示されます。

  • SL:サインレス・PINレス (本人確認省略) Signless
  • PE:PIN確認済 PIN entry
  • ES:電子サインパッドによるサイン Electronic signature
  • PWES:PIN確認済 かつ 電子サインパッドによるサイン PIN with electronic signature
  • HS:紙伝票によるサイン Handwritten signature
  • PWHS:PIN確認済 かつ 紙伝票によるサイン PIN with handwritten signature

 

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JRE CARD J・VIEW・本確省略
シャポー船橋 LE BIHAN
JRE CARD
シャポー船橋 LE BIHAN(ル ビアン)

この取引ではクレジット決済IC処理の計1回しかカード操作を行っていませんが、ポイントが付与されています。JREP付VIEWでのクレジット決済かつポイント付与操作を省略した場合、クレジット承認後にポイント付与有無の選択画面が表示されます。ここで「はい」を選択するとポイントが付与されます。

 

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(長いため分割)
JRE CARD J・VIEW・本確省略
錦糸町テルミナ マツモトキヨシ
JRE CARD MS
錦糸町テルミナ 薬マツモトキヨシ

この取引ではポイント登録で磁気読み取り、クレジット決済でIC処理の計2回カード操作を行っています。

銀聯

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SMCC銀聯 MS・SMCC・PIN/サイン
シャポー 船橋/CUP
JREPアプリ
シャポー船橋 MUJIcom

IC非対応であり、強制磁気取引になります。磁気読み取りはJT-R600CRではなく、MP-10側での読み取りとなります。
IP-4500時代と同じくSMCC仕向のようです。

iD

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SMCC GPay iD
ペリエ西船橋/iD
JRE CARD MS
ペリエ西船橋 中華食堂 日高屋

IP-4500時代からクレジットが利用できないテナントでした。MP-10化後もクレジットは利用できませんが、他社電子マネーは利用できるようになっています。

 

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SMCC GPay iD
シャポー船橋/iD
JREPアプリ
シャポー船橋 成城石井前2(催事)

ポイントバーコードはアプリのものしか受け付けない仕様のようです。JREP単機能カードの裏にあるバーコード・JRE CARDのJREP番号で生成したバーコード (Code128) のいずれもエラーとなりました。

QUICPay

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JCB GPay QP
シャポー 船橋
JREPアプリ
シャポー船橋 ピーターパン ジュニア

交通系IC

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JREPアプリ
シャポー船橋 くまざわ書店

楽天Edy

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シャポー船橋
JREPアプリ
シャポー船橋 コクミンドラッグ

QR決済


楽天ペイ
JREPアプリ

JRE POINT利用

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JREPアプリ
ペリエ西千葉 マツモトキヨシ

MP-10では複数の決済を併用してもポイント付与操作は一回で済む仕様となっています。MP-10の操作は、①取引金額に会計金額全額を入力する、②MP-10で取り扱う決済を先に行う (金額は任意に指定)、③最後に現金・金券・POS決済などを「現金・その他」で登録する、という手順になります。
複数の決済を併用してもポイント付与単位が同一の決済種別であればポイント付与金額は合算されて計算・付与されます。上の例だとJREPで200円、持込POSで29円取引しましたが、いずれもポイント付与単位は108円 = 1Pですので、ポイント付与金額は229円 = 2P付与されます (残りの2PはCPポイント)。

 

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JREPアプリ
ペリエ西船橋 ミニワンドンクエディテ

POS連動MP-10 (ShopWorks Pro・食品レジPrimeStore)

クレジット

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M-8000・2人制・食品レジPrimeStore
JRE CARD J・VIEW・本確省略
ペリエ稲毛 北野エース
JRE CARD
ペリエ稲毛 北野エース

決済完了→MP-10決済伝票出力→POS結果受信→POSレシート出力→MP-10ポイント処理→MP-10ポイント伝票出力の順で動作します。動作が微妙に遅く、決済完了からポイント伝票が出力されるまで少し時間がかかります。

 

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M-8000・2人制・食品レジPrimeStore
JRE CARD J・VIEW・本確省略
錦糸町テルミナ ベルーフ
JRE CARD
錦糸町テルミナ 集中レジ管理コード(ベルーフ)

POS連動の情報送信は金額のみで、決済サービスはMP-10で選択します。
ポイント付与は決済操作をした後に行いますが、JREP付ビューカードではクレジット決済完了後にポイント付与処理が自動で行われ無操作で付与操作が完了する仕様となっており、カードの操作は1度で完結します。*2

交通系IC

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QT-100・ShopWorks Pro
JREPアプリ
エキュート京葉ストリート *イベントM08東京

POS連動の情報送信は金額のみで、決済サービスはMP-10で選択します。ポイント付与は決済操作をした後に行います。

QR決済


M-8000・2人制・食品レジPrimeStore
楽天ペイ
JREPアプリ

POSターミナル (ShopWorks 7G)

クレジット

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QT-200
JRE CARD J・VIEW仕向・本確省略
JRE CARD

富士通 (TeamCAT/mini V3)

アトレで見られる構成です。2020年9月から順次導入されています。

導入可能な決済サービス

クレジット

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JRE CARD J・VIEW・PIN
アトレ秋葉原1 コクミン
JRE CARD
アトレ秋葉原 コクミン

ポイント付与は決済操作をした後に行いますが、JREP付ビューカードではクレジット決済完了後にポイント付与処理が自動で行われ無操作で付与操作が完了する仕様となっており、カードの操作は1度で完結します。

銀聯

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MUFG銀聯 MS・不明・PIN/サイン
JREPカード MS

電子サインパッドでのサイン扱いができるはずですが、紙伝票へのサインになりました。

交通系IC

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JREP単機能 MS
アトレ秋葉原 コクミン

ポイント付与は決済操作をした後に行います。

NEC (SHOPCRAID)

ルミネ・ニュウマンで見られる構成です。

外径の大きいロール紙に対応するためのアタッチメントが端末の後ろ側面に取り付けられており、設置面積が標準より縦長になっています。

電子サインパッドが接続されておらず、サインは紙伝票になります。

導入可能な決済サービス

  • クレジット (接触IC/MS)
    V,M,J,A,D,D
  • 銀聯 (MS)
  • 交通系IC
  • コード決済
    Alipay, WeChat Pay
    d払い, PayPay, au PAY, 楽天ペイ, J-Coin Pay
    国内コード決済におけるポイント付与などの施策は対象外となっています。
  • JRE POINT支払い (バーコード)
    JRE POINTは、アプリバーコードによるポイント支払いのみ可能であり、物理カードでのポイント支払いはできません。またポイント付与はされません。
クレジット

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JRE CARD J・VIEW・本確省略
ルミネ北千住 無印良品

物販店舗ですがPINレスでした。

 

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JRE CARD J・VIEW・本確省略
ルミネ北千住 Book 1st

銀聯

f:id:ri25r:20211119083906p:plain
MUFG銀聯 MS・SMCC・PIN/サイン

IC対応しておらず、強制磁気扱いとなります。磁気読み取りはJT-R600CRではなくSHOPCRAID側で行います。

交通系IC

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コード決済


楽天ペイ

JRE POINT支払い

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JREPアプリ
コクミンドラッグ

伝票が1枚しか出力されませんでした。
JREPの履歴にはSC名が記載されませんでした。

JRE POINT番号について

JRE POINT番号 (JREP番号) は16桁の番号で、カード種別ごとに上4桁~8桁が固定されています。*3*4

  • JREP付ビューカード:2000-xxxx-xxxx-xxxx *5*6
  • JRE POINTカード:0002-xxxx-xxxx-xxxx
  • アトレカード・ボックスヒルズカード:0007-xxxx-xxxx-xxxx
  • JRE POINTアプリバーコード:9100-xxxx-xxxx-xxxx
    バーコードにこの番号がエンコードされているわけではなく、92から始まる16桁の番号が利用毎に発行されエンコードされます。ポイント伝票にもバーコードにエンコードされている番号が表示されます。

この記事の中で登場するJREP番号下4桁とそのカード種別は以下の通りです。

  • 7866:JREP単機能 (JRE POINTカード)
  • 1671:VIEW付帯JREP (ビックカメラSuicaカード)
  • 7920:JRE CARD
  • 上記以外:JREPアプリ (バーコード)

*1:JT-R600CRの電源ランプが橙点灯である点も特徴です。通常クレジットが利用できるJT-R600CRは電源ランプが緑点灯 (=JT-R600CR内部の暗号化機能が有効) ですが、東芝テックの構成では橙点灯であることからカード情報なども暗号化せずそのまま操作端末とやりとりしているものと見られます。なお、富士通NECの構成ではJT-R600CRの電源ランプは緑点灯であり、磁気カードもJT-R600CR側で読み取ります。

*2:現金支払い時は小計後にPOS側でポイント付与宣言をすると、釣銭機の入金確定後にMP-10がポイント登録で起動するようです。

*3:参考:https://www.atre.co.jp/message/detail/108354/

*4:参考:https://www.atre.co.jp/message/108354/cms_files/JREPOINT_number.pdf

*5:当方所有のビューカードはいずれも上8桁まで同一でした。

*6:アトレビューSuicaカード、ペリエビューカードなどの駅ビルカードはJREP番号がPANとなっています。なお、2000から始まるJREP番号も付与されており、各種手続きはどちらの番号でも可能なようです。